・マドカズラは春~秋の暖かい時期に挿し木すると成功しやすい
・切るときは必ず節を含めてカットし、1本に2~3節あると発根しやすい
・葉は1枚ほど残して減らすことで乾燥を防ぎ、気根があれば残す
・水挿しで発根後、清潔で水はけの良い土に植え付け、直射日光を避けて管理する
「マドカズラを増やしてみたいけれど、どこを切ればいいのか分からない…」
そんな悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。
マドカズラは、切る位置と時期さえ間違えなければ、初心者でも簡単に増やせる観葉植物です。
この記事では、挿し木で増やす基本の手順を写真付きで分かりやすく解説します。
初めてでも失敗しにくいコツや注意点も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!
マドカズラの増やし方を写真付きで分かりやすく解説します
適期は春~秋、暖かい時期

マドカズラを挿し木で増やすのに適しているのは生育がさかんな春~秋の暖かい時期です。
挿し木を成功させるコツはズバリ「適期におこなうこと」
失敗を防ぐために必ず押さえておきたいのが適期におこなうということ。
マドカズラは時期さえ間違わなければ、とっても簡単に発根させることが可能です。
切る位置を決める

元気なマドカズラを用意し、伸びすぎている茎をカットして挿し木に使います。
茎をカットする際には必ず「節」が残るようにしてください。節は葉の付け根にあたる部分です。

僕の経験上、1本の茎に2~3個の節があると発根しやすい。
元株の葉は数枚残しておく方が回復がスムーズ

茎をカットするときは株元の葉を数枚残しておく方が元株の回復がスムーズです。
根元からカットするのではなく、最低でも1枚は葉を残しておきます。
切れ味の良いハサミでカット

切れ味の良い清潔なハサミで挿し木に使う茎をカットします。
元株も数か月すれば脇芽が出てきて回復する

元株の方は葉を数枚残しておくと、数か月ほどで新芽が出てきてまた葉が増えていきます。
葉が減った後は蒸散による水分の放出量が減るため土が乾きにくくなります。

根腐れを防ぐためにも水やりは「○日に1回」などと決めず、土が乾いてからおこなってね。
長さ、葉数の調整

カットしたマドカズラの茎はそのままだと葉が多すぎます。頂点の葉を1枚程残し、それ以外の葉はあらかじめカットしておきます。


植物は葉がある限り光合成して水分を放出するよ。根を失った状態の茎は乾燥しやすい。発根する前に枯れてしまうのを防ぐためにも葉が多い場合は減らしておくよ。
気根があると失敗しにくい

葉の付け根の節部分に「気根(きこん)」があると発根しやすいです。
気根が出ている場合は切らずに残しておくと良いでしょう。

水に挿して発根を待つ

葉数を調整したマドカズラの茎は水を張った容器に挿して発根を待ちましょう。
もちろん、土に挿しても構いません。
土に挿す場合は水はけの良い清潔な土を準備
土に挿す場合は以下三つの条件を満たしたものを使いましょう。
- 清潔である(使いまわしでない)
- 水はけが良い
- 養分を含まない

市販の「種まき・挿し木用土」でok。無ければ赤玉土(小粒)やバーミキュライトでも○。
発根後、清潔な土に植えつけ

うまくいけば1か月程で発根します。
発根後、根が5cm程度伸びたら「挿し木・種まき用の土」を使って小さめの容器に植え付けましょう。
挿し木用の土が無ければバーミキュライトや赤玉土(小粒)でも構いません。

根付くまでは土が乾燥しないよう注意。ビニール袋に入れておくのがおすすめ
土に植え付け後は、しっかりと根付くまで土が乾燥しすぎないよう気を付けます。
ビニール袋に入れておくのがおすすめです。
ビニール袋に入れておくことで湿度を保ち、土が乾燥し過ぎるのを防ぐことができます。


ビニール袋の口は開けておいてね。ときどき霧吹きで水を吹きかけてやると適度な湿度が保てるよ。
直射日光を避けた明るい場所で管理

土に植えつけたマドカズラの挿し木は、直射日光を避けた明るい場所で管理します。
室内であれば南~東向きの窓際に。屋外なら日陰~半日陰が良いでしょう。
しっかりと根付いて新しい葉が展開し始めたら養分を含む「観葉植物の土」に植え替え
挿し木に触れて抵抗を感じるようになればしっかりと根が張ったサイン。
養分を含む市販の「観葉植物の土」に植え替えましょう。
マドカズラを室内で管理する場合は虫が寄り付きにくい「室内向けの土」がおすすめです。

マドカズラの増やし方でよくある失敗

冬に挿し木をしてしまう
マドカズラは寒い時期になると生育が止まり、発根する力も弱くなります。
冬に挿し木をすると、根が出る前に茎が傷んだり腐ってしまうことも。
成功率を上げたいなら、気温が安定して20℃以上ある春〜秋に行うのが基本です。
節のない部分を切っている
マドカズラの根は「節」からしか生えません。
見た目がきれいでも、節を含まない茎を切ってしまうと発根せず失敗します。
必ず葉の付け根にある節を確認し、2〜3節含めてカットするようにしましょう。
葉を減らさず乾燥させてしまう
挿し木後の茎は根がないため、水分を吸い上げることができません。
葉を多く残したままだと蒸散が進み、発根前にしおれて枯れてしまいます。
先端の葉を1枚ほど残し、他はカットして負担を減らすのが成功のコツです。
水を替えず雑菌が繁殖してしまう
水挿しの場合、水を放置すると雑菌が繁殖し、茎が腐る原因になります。
水は2〜3日に1回を目安に交換し、容器も清潔に保ちましょう。
ぬめりや濁りが出た場合は、すぐに水を替えるのが大切です。
【実体験】実際に増やしてみた感想|マドカズラは意外と増やしやすい!

私自身、マドカズラを水差しで発根させて増やした経験がありますが、思っていたよりも簡単に発根してくれました。
ポトスと同じ要領で増やせた

基本的な増やし方はポトスとほぼ同じで、節を水に浸けておくだけでも、比較的スムーズに根が出てきます。
ただし、マドカズラはポトスに比べると葉が薄く繊細なため、発根後すぐの管理には少し注意が必要です。
十分に根が張るまでは乾燥に注意

土に植え付けた直後は、根がまだ十分に張っていないため、乾燥しすぎると弱りやすくなります。
根付くまでは、土の乾き具合をこまめに確認し、極端に乾かさないように管理すると安心です。
根が張ってしまえばこっちのもの!

一方で、いったん土にしっかり根が張ってしまえば、その後の成長は比較的スムーズ。
環境に慣れると、葉も次々と展開し、育てやすい観葉植物だと感じました。
マドカズラの増やし方|よくある質問(FAQ)
Q1. マドカズラは葉だけでも増やせますか?
いいえ、増やせません。
マドカズラは節からしか発根しないため、葉だけを水に挿しても根は出ません。必ず節を含んだ茎を使いましょう。
Q2. 挿し木に適した時期はいつですか?
最適な時期は春〜秋の暖かい季節です。
気温20℃以上が安定していると発根しやすく、初心者でも成功率が高くなります。
Q3. 水挿しと土挿し、どちらがおすすめですか?
初心者には水挿しがおすすめです。
発根の様子を目で確認でき、失敗に気づきやすいのがメリットです。発根後に土へ植え替えましょう。
Q4. 発根までどれくらいかかりますか?
環境にもよりますが、2〜4週間程度で発根することが多いです。気温が低いと1か月以上かかる場合もあります。
Q5. 挿し木後の置き場所はどこがいいですか?
直射日光を避けた明るい場所が最適です。室内なら南〜東向きの窓際、屋外なら日陰〜半日陰で管理しましょう。
Q6. 挿し木がしおれる・枯れそうなときは?
葉が多すぎたり、乾燥しすぎている可能性があります。
葉を減らし、湿度を保つためにビニール袋をふんわりかぶせると回復しやすくなります。
Q7. 発根したらすぐ観葉植物の土に植えていい?
根が5cm程度伸びてからがおすすめです。
早すぎる植え替えは根を傷める原因になるため、発根を確認してから行いましょう。
Q8. 挿し木後、肥料は必要ですか?
発根するまでは肥料は不要です。肥料分があると根腐れの原因になります。
新しい葉が出て根付いたのを確認してから、通常の管理に切り替えましょう。
まとめ
ということで、今回はマドカズラを挿し木で増やす方法を写真付きでご紹介しました。
思った以上に簡単に増やせるマドカズラ。成功のコツは「適期におこなうこと」です。

気温が下がり始める秋は発根してもその後の経過がスムーズに進みにくい。できるだけ暖かい時期に挑戦してみてね。


