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シソをベランダで鉢植えで育てる方法を解説!

鉢植えのシソ 観葉植物

「シソの育て方は?ベランダでも収穫できる?」

「シソを鉢植えで栽培する方法が知りたい」

ちょっとした料理に使える香味野菜・シソ(大葉)。スーパーでも年中見かけるシソですが、実は生育がかなり旺盛で、初心者でも簡単に育てられる失敗の少ない野菜のひとつです。

そこで今回は、ベランダできるシソ(大葉)を鉢植えで育てる方法をくわしくご紹介します。

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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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シソをベランダで育てる方法【手順】

では、シソをベランダで育てる方法をご紹介します。

ベランダでシソを育てる 手順①「シソの苗を購入」

ホームセンターでシソの苗を購入します。4月頃になるとシソの苗が出回り始めます。

シソの苗

筆者は1ポット約50円で購入しました。お手頃ですね。(上写真)苗を選ぶときは、「茎が太い」「ひょろひょろとしていない」ものがよく生育してくれます。

ベランダでシソを育てる 手順②「鉢と土を用意」

では、鉢植えと土の準備に入ります。

シソを育てるのに適した鉢植え

シソは根を深くまでの伸ばす非常に生育旺盛な植物です。そのため、最低でも20cmは深さのあるやや大き目の鉢植えが適しています。

シソを育てるのに適した土

土は野菜用の培養土でokです。培養土はあらかじめ土に栄養が施されバランスよく配合された土です。

シソに使用する土

ホームセンターや100円ショップで購入した培養土を使用します。さらに、元肥として野菜の肥料を混ぜ込んでおくのもよいです。

ベランダでシソを育てる 手順③「鉢に土を入れる」

では、用意した鉢植えに土を入れ、シソの苗を植え付ける準備に入ります。

鉢の底には「鉢底石」を入れます

鉢底石を鉢底に敷くことで、排水性を高め根腐れを防ぐことができます。こちらも100円ショップで売っているものでokです。

次に、培養土を入れます

鉢底石を敷いたら培養土を入れます。鉢の上部から3cmくらいまで敷き込みます。(のちほど、苗の高さを見て土の量を調整します)

ベランダでシソを育てる 手順④「苗をポットから抜く」

鉢植えの準備ができたらポットから苗を抜き取りましょう。苗を逆さにしてそっとポットを抜き取ります。

ベランダでシソを育てる 手順⑤「苗を鉢に置き高さを調整」

根鉢が崩れないよう、苗をやさしくもって鉢植えに置きます。苗の表土が鉢の上部から下約2~3cmくらいになるよう、土の量を調整します。

鉢植え上部には「ウォータースペース」が必要

鉢植えいっぱいに土を入れてしまうと、水や土が漏れて管理がしにくくなってしまいます。それを防ぐために必要となるのが、「ウォータースペース」です。

ウォータースペースを確保して土を入れます

また、高さを合わせたら、苗の根元周りを軽く抑えて安定させます。このようにすることで、苗の根鉢が新しい土に馴染みやすくなり、根が張りやすくなります。

ベランダでシソを育てる 手順⑥「たっぷり水やり」

苗を植え付けたら、最後にたっぷりと水を与えましょう。

鉢底から水が流れ出てくるまで水を与えることで、余分な汚れや鉢内部にこもった古い空気を排出させます。

高さ30cmほどに成長したら、脇芽が出ている箇所の上をカットすると、穂先が枝分かれして収穫量が増えますよ。これを「摘心(てきしん)」といいます。(下写真)

シソの摘心

シソは水を好む植物です

土表面が乾いてきたらたっぷりと水を与えることで、柔らかく食感のよい美味しいシソになります。

収穫期は6月~8月頃です。その間は、基本的に毎日水を与えます。

美味しいシソを収穫するには半日陰が適している

シソは日光も好む非常に生育旺盛な植物です。

ただ、収穫目的でシソを育てる場合、日光に当てすぎると、生長し過ぎてしまって葉が硬くなりやすいという特徴もあります。

そのため、直射日光よりかは半日陰程度の場所に置いて育てるのがおすすめです。

ベランダでシソを育てる 手順⑦「収穫は下葉から少しずつ」

シソの葉が大きく生長したら、下の方から数枚ずつ収穫しましょう。(1日1~3枚程度)シソは、水が不足すると葉が硬くなりやすいです。水をたっぷり与えることで柔らかく、食感のよいシソが収穫できます。

生長すると出てくる「穂」
シソの穂

また、生長が進むにつれシソの穂が現れます。(穂紫蘇)

ただ、穂が開花すると葉が収穫できなくなってきますので、葉を長く収穫したい場合は、開花する前に穂を取り除きます。

シソの穂も食べられる!

また、秋に近づくにつれシソの先端に穂がつきます。

穂がついたシソの株

シソの穂も食べられますので家庭菜園ならではの味を楽しむのもいいですね。

シソの穂は、佃煮や塩漬け、天ぷらなどにすると美味しくいただけます。そのままお刺身やその他お料理に添えてもok!

無駄なく美味しくいただけるコスパのよい植物がシソです。

 

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シソをベランダで、鉢で育てます!【栽培の経過レポート】

ここからは、筆者が育てているシソの経過をくわしくレポートします。ぜひ、ご参考にされてくださいね。

ベランダで育てる!シソの経過【2021/4/10】

植え付け後のシソ

ホームセンターで購入した50円のシソの苗を鉢植えに植え付けました。1ポットに何本かがまとめて植えられていたので、無理に4つに分けています。

慎重に作業したつもりですが、かなり根っこが傷んでいるはずです💦はたして、このままうまく生長してくれるのでしょうか。

わたしの管理方法

・元肥として土に野菜の肥料を混ぜ込んだ
・風通しのよい半日陰で管理(ベランダ)
・土の表面が乾いてきたらたっぷり水やり
・受け皿ではなく100均の鉢スタンドを使用し風通しを良くした
・縦に30cm程伸びたタイミングで摘心し、脇芽を増やす(収穫量を増やす目的)⇒摘心した穂先は挿し木にして増やしてみる

ベランダで育てる!シソの経過【2021/5/3】

3週間程経ちました。育っているのでしょうか?

植え付けから3週間経ったシソ

すぐに大きく生長することを見越して大き目の鉢植えに植え付けていたため、ほとんどここまで土が乾きませんでした。

高さは約20cm程です。30cmくらいになったら摘心して縦の生長を抑えようと思います。それにしても、シソは殆ど手をかけずでも、丈夫に育ってくれます。

ベランダで育てる!シソの経過【2020/5/23】

ベランダのシソ

かなり生長しました。モサモサです。近頃は少しずつ収穫しています。そろそろ摘心のタイミングですね。

摘心します
シソの摘心

葉の付け根にはすでに脇芽が出ているのが分かりますか?脇芽が出ている少し上あたりでカットします。

摘心後のシソ

少し経てば脇芽が生長し、株にボリュームが出て収穫量を増やすことができます。

摘心した茎は挿し木にして増やす
シソの挿し穂を作る

下葉を取り除いた茎は水に差し、根っこが出るのを気長にまちます。

シソの水差し

うまくいくか分かりませんが、とりあえず毎日水を替えて発根を待ちます。

取り除いた下葉は食べる
収穫したシソ

下葉を取り除いたら大量のシソが残りました!これはありがたく食べます。シソは本当に無駄のない野菜ですね。

ベランダで育てる!シソの経過【2020/5/30】

一週間程経ち、水差しにしていたシソが発根しました。

発根したシソの挿し穂

もう少し根っこが伸びたら同じ鉢に植え付けようと思います。想像以上に簡単に発根しますよ。ポイントは節(葉の付け根)部分がしっかり水に浸かるようにしておくことです。そこから根っこが出ます。

摘心した茎も挿し木で増やせるとは、シソは本当に無駄がないですね。

ベランダで育てる!シソの経過【2021/6/9】

鉢植えのシソ

摘心してからたった2週間程度でここまでこんもり育ちました。3日に1回程、下葉を中心に収穫していますが、それでもこのボリューム。

そして、発根した摘心時の茎も植え付け用と思っていましたが、なかなかできずまだ水差しのままです。ただ、植え付けなくてもこの株だけでこの夏はシソには困らなそうです。(笑)

収穫後のシソ

パスタや納豆、丼の仕上げなど、ミントやバジルなどの洋風ハーブに比べ、シソは食卓に取り入れやすいので本当に重宝します。これで苗は50円しないくらい。

シソを自宅で育てるのは、コスパ最高です!

しかも、とれたては本当に香りがよい。そして、「ちょっと野菜が足りないな…」というときに使えるのが嬉しいですね。

 

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まとめ

今回は、ベランダで鉢植えでできるシソの育て方をくわしくご紹介しました。

「野菜の栽培」というと、かなりハードルが高く感じがちですが、シソは失敗が少なく狭いベランダでも鉢植えで簡単に育てられる上、園芸初心者でもたくさんの収穫が見込めます。

何より、とれたてのシソは香りがよく、そのまま刻んで納豆にかけるだけでご馳走になりますよ。

ぜひ、今回の記事をご参考にシソを育ててみてください。

シソをベランダで育てる方法【鉢植えで栽培する】
  1. シソの苗を購入
  2. 鉢と土を用意
  3. 鉢に土を入れる
  4. ポットから苗抜く
  5. 苗を鉢におき高さを調整(ウォータースペースをとる)
  6. たっぷり水やり
  7. 収穫は下葉から少しずつ
シソの育て方の基本
  1. 土が乾いてから水やり
  2. 15度以上を保つ
  3. 日当たりの良い場所

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この記事を書いた人

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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