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キンモクセイ 増やし方を分かりやすく解説します!【挿し木】

最終更新: 5月1日

※2021年4月23日 記事公開

「キンモクセイって自分で増やせるの?方法が知りたい」


「キンモクセイを増やしたいけど、やり方がイマイチ分からない」


秋頃に漂う可憐で甘~い香りが多くの人を魅了し続ける樹木「キンモクセイ(金木犀)」。


このキンモクセイ、実は、自分で簡単に増やせることをご存じでしたか?


今回は、金木犀の増やし方を分かりやすく解説いたします!

満開のキンモクセイ
満開のキンモクセイ


キンモクセイの増やし方でもっとも手軽なのは「挿し木(さしき)」

今にもいい香りが漂ってきそうなキンモクセイの花
今にもいい香りが漂ってきそうなキンモクセイの花

まず、キンモクセイを増やし方は主に2通りあります。それが、「取り木」と「挿し木」です。


この2通りの方法で、より手軽に挑戦できるのが「挿し木」になります。



●「挿し木(さしき)」ってなに?


挿し木とは、植物の茎や枝を部分的に採取し、そこから発根させて株を増やす方法です。


挿し木は、「元祖クローン技術」といえます。


基本が、「茎をカットして水や土に挿すだけ」なので、初心者でも簡単に植物を増やすことができます。



●キンモクセイを挿し木で増やす【メリット】


・枝をカットし土に挿すだけなので簡単に挑戦できる


・適期におこなえば他の時期よりも成功しやすい



●キンモクセイを挿し木で増やす【デメリット】


・コツを抑えずにおこなうと失敗しやすい


・開花までに数年かかる(5年くらい)




キンモクセイの増やし方を分かりやすく解説します【挿し木で増やそう!】

手のひらに乗せたキンモクセイの花びら
手のひらに乗せたキンモクセイの花びら

それでは、キンモクセイを挿し木で増やしてみましょう。



●キンモクセイの増やし方 手順①「適期は5月~7月上旬」


キンモクセイを挿し木で増やすのにもっとも適した時期は、生長する初期段階にあたる5月~7月頃。


この時期に挿し木することで、発根しやすくなります。



●キンモクセイの増やし方 手順②「枝を15cm程カット(挿し穂をとる)」


まずは、既存のキンモクセイから挿し木するための枝(挿し穂といいます)をとります。


花付きのよい元気なキンモクセイから、挿し穂として枝を15cm~20cm程カットしましょう。

切り口を斜めにカットしたキンモクセイの挿し穂
切り口を斜めにカットしたキンモクセイの挿し穂

このときに、より多く水を吸い上げられるように切り口を斜めにカットします。


根っこを失った枝は乾燥しやすいです。乾燥は挿し木に失敗につながります。



●キンモクセイの増やし方 手順③「吸水させる(水揚げ)」


カットした挿し穂はすぐに水に浸けます。1時間程吸水させてあげましょう。



●キンモクセイの増やし方 手順④「下葉を取り除く」

下葉を取ったキンモクセイの挿し穂
下葉を取ったキンモクセイの挿し穂

土に挿す際に邪魔になる枝の下部当たりの葉をとります。(上写真)


また、残っている葉が多すぎると葉の「蒸散(じょうさん)」によって、挿し穂が乾燥しやすいです。


葉が大きい場合は、半分くらいにカットし乾燥を防いでおきます。

葉をカットし蒸散による乾燥を防ぐ
葉をカットし蒸散による乾燥を防ぐ


●キンモクセイの増やし方 手順⑤「小さめの鉢と土を用意」

キンモクセイの挿し木に使用する鉢植え
キンモクセイの挿し木に使用する鉢植え

挿し穂を挿すための鉢植えと土を用意します。


鉢植えは挿し穂に対して大きすぎるものは避けます。(水の管理がしにくく、枝が腐る原因になりやすいため)


挿し木に適した土は?
キンモクセイの挿し木に使用する赤玉土(小粒)
キンモクセイの挿し木に使用する赤玉土(小粒)

挿し穂を挿すための土の条件は、「清潔」「養分が少ない」「排水性にすぐれる」の3つです。


市販の「挿し木・種まきの土」でもちろんokですが、手元にない場合は、「赤玉土(小粒)」や「バーミキュライト」、「鹿沼土(小粒)」、「川砂」などでも代用できます。



●キンモクセイの増やし方 手順⑥「あらかじめ湿らせた土に穴をあける」

土に水を与える
土に水を与える

用意した挿し木用の鉢植えには、あらかじめ、水をたっぷり与えて湿らせます。


その後、挿し穂を挿すための穴を割りばしであけておくとよいです。


穴を事前にあけておく(下穴)理由は、挿し穂の断面を少しでも傷ませないようにするためです。



●キンモクセイの増やし方 手順⑦「挿し穂を土に植え付け」

キンモクセイの挿し木
キンモクセイの挿し木

準備ができたら水に差していた挿し穂を鉢に植え付けます。


あらかじめ開けて置いた穴に挿し穂をそっと差し込みましょう。(1/2~1/3程度が埋まるように)


その後、周りを指でそっと押さえ安定させます。最後に水をたっぷり与えて挿し木作業完了です。


発根促進剤を使用すると失敗を防げます

「ちゃんと発根するか不安」「できるだけ失敗したくない」


このような場合は、発根促進剤を活用しましょう。


「メネデール」や「ルートン」などが発根促進剤です。(商品名です)


発根促進剤は、ホームセンターや園芸店で購入できます。



●キンモクセイの増やし方 手順⑧「発根するまでは乾燥させない」


発根するまでは土が乾燥しないように気を付けましょう。


発根した?してない?【チェック方法】

・挿し穂を触って抵抗を感じる


・挿し穂から新しい葉が展開し始めている




キンモクセイを挿し木で増やす【筆者の経過レポート】


最後に、挿し木で増やしたキンモクセイの生長記録をご紹介します。


ぜひ、ご参考にされてくださいね。



●挿し木にしたキンモクセイ【2021/4/20】


近日更新予定!




まとめ


いかがでしたか?


キンモクセイを増やす方法は挿し木以外にもありますが、もっとも手軽に挑戦できるのが今回ご紹介した挿し木です。


「キンモクセイを自宅でのんびり育てたい」


キンモクセイの挿し木は、そんな方におすすめの方法といえます。


キンモクセイの増やし方【挿し木の手順】

①適期は5月~7月上旬


②枝を15cm程カット(挿し穂をとる)


③吸水させる(水揚げ)


④下葉を取り除く


⑤小さめの鉢と土を用意


⑥あらかじめ湿らせた土に穴をあける


⑦挿し穂を土に植え付け


⑧発根するまでは乾燥させない



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