• komame083

サンスベリア葉挿しの方法を分かりやすく解説します!

最終更新: 5月10日


2021/5/8 更新


空気清浄効果が高く、海外では寝室に置く植物として人気のインテリアグリーン「サンスベリア」。


ホームセンターや園芸店で手軽に購入できるサンスベリアですが、葉を土に挿して増やす「葉挿し【はざし】」ができるのをご存じですか?


今回は、園芸初心者でも簡単に挑戦できる、サンスベリアの葉挿し方法を分かりやすく解説します。


葉挿しにしたサンスベリア
葉挿しにしたサンスベリア



サンスベリア葉挿しの方法を分かりやすく解説します!


では、サンスベリアの葉挿し方法をくわしくご紹介します。



●サンスベリアの葉挿し 手順①「適期は5月~8月の暖かい時期」

葉挿しに利用するサンスベリア
葉挿しに利用するサンスベリア

サンスベリアの葉挿しを成功させる最大のコツは適期におこなうことです。


暖かい時期はサンスベリアの生長が旺盛なため、葉挿しが成功しやすくなります。


逆に、寒い時期はサンスベリアの生育が緩慢になっているため、葉挿しにしても発根しにくく失敗しやすいでしょう。



●サンスベリアの葉挿し 手順②「丈夫そうな葉を根元からカット」

サンスベリアの葉を根元から切る
サンスベリアの葉を根元から切る

清潔なハサミを使用し、思い切って根元からサンスベリアの葉をカットします。



●サンスベリアの葉挿し 手順③「3~4等分にカット」

3等分にカットしたサンスベリアの葉
3等分にカットしたサンスベリアの葉

根元からカットしたサンスベリアの葉は幅5~6cm程度にカットします。


上下が分かるよう、印をつけておきます
印をつけたサンスベリアの葉
印をつけたサンスベリアの葉

真ん中あたりの葉は上下が分からなくなりがちです。


上下を間違えて土に挿した場合、うまく発根できないので、この時点で印を付けておきましょう。(上写真)



●サンスベリアの葉挿し 手順④「2~3日、切り口を乾燥させる」

葉挿し用の葉を乾燥中
葉挿し用の葉を乾燥中

サンスベリアの葉の切り口が乾燥するまで2~3日まちます。風通しの良い場所に置き乾かしましょう。


なぜ、切り口を乾燥させるの?

切り口を乾燥させてから葉挿しする理由は、鉢内で腐るのを防ぐためです。


カットしてすぐ土に挿すと、葉に水分を含んでいる場合、切り口から腐ってしまうことがあります。



●サンスベリアの葉挿し 手順⑤「乾いた土に挿す」

挿し床
挿し床

土は水はけよく、清潔で肥料分を含まないものが葉挿しに適しています。


使い古しの土は雑菌が含まれている可能性があるので、避けた方が無難でしょう。


挿し木専用の土、または、赤玉土に川砂、バーミキュライト等を混ぜた土がベストです。


鉢底石をやや多めに入れる
鉢底石
鉢底石

深さのある鉢植えの場合、鉢底から3cm程の高さまで鉢底石(ごろ石)を敷き詰め、土の水はけを良くしておきます。


この上から、用意した水はけのよい土を入れましょう。


葉の上下に気を付けて土に挿す、水は与えない
サンスベリアの葉挿し
サンスベリアの葉挿し

土の表面から3cm程の深さまで、切り口が乾燥したサンスベリアの葉を挿します。


このときに、葉の上下を間違えないように気を付けてください。


風通しのよい半日陰に置いてください。水は与えずに3日程まちます。



●サンスベリアの葉挿し 手順⑥「3日程経ったら鉢底から給水」


葉挿しにして3日程経過したら、鉢の底から水を吸水させます。


バケツや大き目の受け皿などに水を張り、ゆっくりと鉢ごと水に浸けます。


土が湿ってきたら水から上げて、再び風通しのよい半日陰で管理を続けます。


うまくいけば1か月程で発根します。




サンスベリアの葉挿し【メリット・デメリット】


ここでは、サンスベリアを葉挿しで増やすメリットとデメリットをご紹介します。



●サンスベリアの葉挿し【メリット】


・弱った株を仕立て直すことが可能(葉をカットし別の鉢で再生させる)



●サンスベリアの葉挿し【デメリット】


・斑入りの品種の場合、葉挿しすると先祖返りする(斑が消える)


  あわせて読みたい 

「サンスベリア 植え替え方法とコツ【写真で解説】」はこちら




サンスベリアを葉挿しで増やそう【12月】


ここからは、筆者が育てているサンスベリアの葉挿し記録です。


まずは、冬場の葉挿しから。適期とは異なる時期に葉挿しした経過です。


はたして、成功するのでしょうか?



●サンスベリアの葉が折れた

折れたサンスベリア
折れたサンスベリア

こちらは、私の不注意で折れてしまったサンスベリアです。(カーテンに引っかかった)


捨ててしまおうかと思いましたが、サンスベリアは葉挿しでの復活もありうるとのこと。


ただ、季節は現在冬…。(12月です) 難しいとは思いますが、試してみましょう!


  あわせて読みたい 

「サンスベリア 伸びすぎる原因と対処法【倒れる】」はこちら



●折れたサンスベリアの親株


ちなみに、こちらが折れたサンスベリアの親株です。

元気に生長中のサンスベリア
元気に生長中のサンスベリア

何本かだけ、ヒョローーっと徒長していますね。折れた葉もこの徒長気味の葉です。元々、弱かったのでしょう。



●サンスベリアの葉をハサミでカット


まずは、消毒した清潔なハサミで折れたサンスベリアの葉を約10cm幅にカットします。


サンスベリアの葉の上下が分からなくならないように、油性ペンで矢印を書きました。

サンスベリアをハサミでカット中
サンスベリアをハサミでカット中

サンスベリアの葉先は尖っているので上下が一目瞭然です。


しかし、サンスベリアをカットした中間の葉は、このままでは上下が分からなくなってしまいます。


なので、ペンで矢印を付けます。



●サンスベリアの切り口を2~3日乾燥させる

葉挿しのためカットしたサンスベリア
葉挿しのためカットしたサンスベリア

このまま切り口を乾燥させます。



●サンスベリアの葉を土に挿す


折れたサンスベリアを葉挿しにするため、約10cm幅にカットして二日半経過しました。

カットして二日半経過したサンスベリア
カットして二日半経過したサンスベリア

切り口がしっかりと乾燥していますね。では、これを土に挿していきましょう。


土は水はけのよい赤玉土を使用します。家にあった鹿沼土も少し混ぜました。

折れたサンスベリアをカットし葉挿しにしました
折れたサンスベリアをカットし葉挿しにしました

この状態のまま、水やりせずに1か月ほど様子を見ます。ただ、季節は冬…。


成功率はかなり低いでしょう。


サンスベリアの葉を土に挿す際に気を付けること

・葉の方向を間違えない(根本は下)


・深く挿しすぎない、倒れない程度に挿す



●サンスベリアの葉挿しから1か月経過【1月】


さて、折れたサンスベリアを葉挿しにしてから1か月が経ち1月です。


経過を見ていきましょう。

葉挿しにして1か月経過したサンスベリア
葉挿しにして1か月経過したサンスベリア

特に変化が分かりません。


発根しているか、何本かの葉を確認してみましょう。


※抜き取る場合、せっかく発根した根を傷める場合があるので慎重に。

変化のないサンスベリアの葉
変化のないサンスベリアの葉

まったく変化がありません。他の葉も見てみましょう。


切り口が腐ってしまったサンスベリア
腐ったサンスベリアの葉
腐ったサンスベリアの葉

切り口が腐ってカビたサンスベリアの葉です。


やはり時期は大切ですね。残念。春になったら再挑戦します。





サンスベリアを葉挿しで増やそう【5月】


サンスベリアの葉挿しに適した時期になりました。再挑戦です。



●サンスベリアの葉をカット、乾燥【2021/5/8】

根元からカットしたサンスベリアの葉
根元からカットしたサンスベリアの葉

太くて元気そうな葉を根元からカットします。その後、3等分して2~3日程切り口を乾燥させます。

葉の切り口を乾燥中
葉の切り口を乾燥中

腐敗を防ぐためにも十分に切り口を乾燥させます。



●切り口を乾燥させた葉を土に挿す【2021/5/10】

お菓子の空き容器に穴を空けました
お菓子の空き容器に穴を空けました

サンスベリアの切り口が乾燥したので、土に挿します。土は、多肉植物用の物を使用することに。


「トレーに穴を空ける⇒土を入れる⇒サンスベリアの葉を挿す⇒土を被せる」

サンスベリアの葉挿し
サンスベリアの葉挿し

ベランダの風通し良い場所に置きます。数日したら底から水分を吸収させます。



●サンスベリアの葉挿し【ー】


随時更新予定!




まとめ


いかがでしたか?


サンスベリアの葉挿しは「カットして土に挿す」だけでとても簡単です。


だからこそ、サンスベリアの葉挿しは適期におこなうことが成功のコツですね。


今回の記事を参考に、ぜひ、サンスベリアの葉挿しに挑戦してみてくださいね。


空気清浄効果の高いサンスベリアをどんどん増やして、室内を快適な空間にしましょう!


サンスベリアの葉挿し【手順】

①適期は5月~8月の暖かい時期


②丈夫そうな葉を根元からカット


③3~4等分にカット


④2~3日、切り口を乾燥させる


⑤乾いた土に挿す


⑥3日程経ったら鉢底から給水


サンスベリアの葉挿し【メリット・デメリット】

・メリット⇒弱った株を仕立て直すことが可能(葉をカットし別の鉢で再生させる)


・デメリット⇒斑入りの品種の場合、葉挿しすると先祖返りする(斑が消える)


  あわせて読みたい 

「モンステラの増やし方【初心者でも簡単にできる方法!】」はこちら


「パキラが枯れる原因とは?【枯らさないためのコツ3つも】」はこちら


「ガジュマルの植え替え時期は?【植え替え方法と管理のコツ】」はこちら


「ガジュマル剪定 丸坊主に挑戦レポ!剪定から1年後までの記録」はこちら


「シンゴニウムが枯れる原因と対策【癒しのグリーン】」はこちら


「モンステラ 冬の管理のコツ3つ!【冬のお手入れ方法】」はこちら


「ワイヤープランツ 増やし方とコツ3つ【簡単】」はこちら


「ポトスの増やし方 水差しと挿し木の方法【初心者でも簡単】」はこちら