「ガジュマルの枝が伸び放題で見た目が良くない…」
「剪定してガジュマルの樹形を整えたいけどやり方がイマイチ分からない…」
「ガジュマルを切り戻した後の経過が見たい」
今回はこのような方のため、簡単な切り戻しでガジュマルの樹形を可愛く整える方法をご紹介します。
「切り戻し」や「剪定」などと聞くと、なんとなく難しそうで敬遠しがちですが、基本は伸びすぎた枝をカットするだけ。
切り戻しのコツさえつかめば、今よりもガジュマルを育てるのが楽しくなること間違いありませんよ。
伸びすぎたガジュマルを切り戻します【経過】
「切り戻したガジュマルはどうなるの?」「切り戻し後、どんな風に生長するのか知りたい」
まずは、ガジュマルを切り戻しした際の経過からご覧ください。
ガジュマルの伸びすぎた枝を切り戻し【4月】

枝が伸びきっているガジュマルです。見た目があまりよくありません。伸びすぎている枝を清潔なはさみで切り戻します。

切り戻しました。かなり小さくなってしまいましたが、今後は暖かくなるのでガジュマルの生長が著しい時期です。
切った箇所から脇芽が出てくるので、数か月後の姿を想像しつつ切り戻すのがおすすめです。
切り戻しから約半年経過したガジュマル【10月】
春先に伸びすぎた枝を切り戻してから約半年が経過しました。

切り戻した箇所から脇芽がでて葉数が増えました。横にボリュームが出ましたね。
こんな感じで、ガジュマルを切り戻すことで乱れた樹形を整えることができます。また、切り戻すことで風通しをよくし、病害虫を予防するこのもできます。
とっても簡単なガジュマルの切り戻しですが、失敗を防ぐためにはちょっとしたコツも必要です。次項では切り戻しの手順をくわしくご紹介します。
あわせて読みたい 「ガジュマルがひょろひょろになったときの対処法を解説します!」はこちら
ガジュマルの簡単な切り戻し方法
では、ガジュマルを切り戻す方法をくわしくご紹介します。成功のポイントは「適期におこなうこと」です。
時期さえ間違わなければ、少しくらい切りすぎてもどんどん脇芽を増やして旺盛に育ってくれますよ。
ガジュマルの切り戻し 手順①適期は4月~9月頃

ガジュマルの切り戻しに適しているのは生長期である4月~9月頃の暖かい時期です。
特に、5月~6月頃は生長期初期にあたるため、この時期に切り戻すことでより旺盛に枝分かれして樹形が整います。
冬場に切り戻すと株を弱らせる可能性が高いため、避けた方が無難です。
ガジュマルの切り戻し 手順②伸びすぎた枝をカット
清潔なハサミで伸びすぎているガジュマルの枝をカットします。
ガジュマルの枝を切ると、切り口から白い樹液が滲み出てきますが触れないように気を付けましょう。素手で触るとかぶれることがあるからです。

ガジュマルの切り戻し 手順③風通しのよい半日陰で管理
切り戻し後は、今までと同じ場所に置いて管理を続けます。水やりは土が乾いてからです。
葉を多く切った場合は水やり後、土が乾くのが切り戻し前よりも遅くなることが多いです。
できるだけ風通しのよい場所で管理し根腐れを防ぎます。ガジュマルは高湿を好むので、株全体を霧吹きで保湿する葉水を気づいたときに与えましょう。

まとめ
今回は、ガジュマルの切り戻しの方法を分かりやすくご紹介しました。
剪定というとつい構えてしまいがちですが、ガジュマルはとても生育旺盛で丈夫な植物です。時期さえ間違わなければすべての枝と葉を切り落としても数か月で茂りますよ。

あわせて読みたい 「ガジュマル 丸坊主の方法【成功させるコツ4つ】」はこちら
ガジュマルの切り戻し【手順】
1.適期は4月~9月頃
2.伸びすぎている枝をカット
3.風通しのよい半日陰で管理
ガジュマルのその他関連topics
「ガジュマルの挿し木【初心者でも簡単に増やす方法!】」はこちら
「ガジュマルの植え替え方法と管理のコツを解説します!」はこちら
「ガジュマルの葉が落ちる原因と対処法をくわしく解説」はこちら
「ガジュマル 冬の育て方のコツ5つを徹底解説します!」はこちら