100均で購入できる観葉植物の中でも見かけることの多いパキラ。今回は、そんな100均パキラの中でも少し珍しい「実生(みしょう)」の株を育てていく経過をブログで記録します。
※実生(みしょう)とは?…種から発芽させた植物のこと。パキラの場合、輸入した幹を発根させた株が多く出回ってるため実生株はちょっぴりレア。
100均パキラ【実生株の生長ブログ】
ダイソーで見つけたパキラの実生株。生育の様子を随時更新していきます。
100均パキラの実生株を購入【2021/4】

100均で見つけたパキラの実生株です。(上写真)
下の方には実生の証である双葉がまだ付いていますね。ずっと探していたパキラの実生株。100均でこの実生株を見つけたのは4月上旬でした。
店頭には、入荷仕立てのパキラの実生株が5~6鉢ほどありました。なかなか見つけられなかったのでもうひと鉢購入。(下写真)

こちらのパキラはよく見ると2つ株がありますね。ちょっとお得です!
これらの実生株を長く育てていきたいと思います。まだ少し肌寒いので、もう少し気温が上がってきたらこれら3つの株をひとつの鉢に植え替える予定です。
春から秋にかけて大きく育った100均パキラの実生株【2021/9】
100均でパキラの実生株を購入してから約半年が経ちました。その後、春から秋にかけてはベランダの半日陰で管理し大きく生長しましたよ。(下写真)

3つの株をひとつにまとめて植え付けています。最高気温が15度以下になってきたら室内に移動し冬越しです。
以前、違うパキラを室内で管理していた際にハダニが付いて弱ってしまったことがあります。できるだけ風通しよく管理するため、今年はサーキュレータを回しっぱなしにする予定です。
やはり、害虫は風通しの悪い場所で湧きやすい傾向にあると思います。
室内で冬越しした100均パキラの実生株【2022/3】
さらに半年が経過しました。秋から冬にかけて室内で管理したパキラの実生株です。(下写真)

室内は15度~20度くらい。ただ、湿度が低かったせいか葉が少し傷んでいます。葉水はときどきしていたものの、乾燥しがちであったのは確かです。
ただ、株元は以前よりぷっくりとして太ってきました。また、緑色だったのが木質化し「幹」っぽくなってきましたね。
葉柄が少し徒長気味かもしれません。葉柄(ようへい)とは、葉と幹をつなぐ柄のような部分のことですね。茎です。

今後は少しずつ日光に慣らせつつ、暖かくなったらまたベランダに出して十分な日光と風通しの元で育てていきたいと思います。
屋外でひとまわり大きくなった100均パキラ【2022/8】
春から夏にかけて大きく生長しました。葉数が増えて鉢底から根が少しはみ出ています。
ここらで植え替えておくことに。秋になってからでは寒くなってしまうため根が活着しにくくなるんですよね。
小さかった3本の実生株も根元がぷっくり膨らみ貫禄のある姿になってきましたよ。
根が絡みあっているためなかなか離れません。このまままた3本一緒に植え替えることにしました。
使用したのはセリアのストーン風プランターです。安っぽく見えない見た目。サイズもバッチリ。
これで秋までのあいだもうひと生長してくれるはず。

今回はここまで。次回もお楽しみに。
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