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サンスベリアの水やり方法!時期によってタイミングと量を変える必要あり

原種のサンスベリア サンスベリア

サンスベリアの水やり方法は、時期によってタイミングや量を変える必要があります。

厚みのある葉に多くの水分や養分を蓄えているサンスベリア。うっかり水を与えすぎてしまうと、根が呼吸できずに傷んで腐る「根腐れ(ねぐされ)」を引き起こしてしまうことも。

そこで今回は、サンスベリアの水やり方法を時期別で分かりやすくご紹介します。

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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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サンスベリアの水やり方法!時期によってタイミングと量を変える必要あり

サンスベリアの原産地はアフリカの乾燥地帯です。そのため、暑さと乾燥には非常に強いのが特徴。その反面、寒さと蒸れは大の苦手です。

そのため、サンスベリアは暖かい時期と寒い時期とで、水やりの方法を変える必要があります。

サンスベリアの水やり方法【春~秋・20度以上】

株分けしたサンスベリア

春から秋にかけての暖かい時期はサンスベリアの生育がさかんな時期です。日当たりがよく風通しのよい場所に置くことで、根がどんどん水分を吸い上げ生長とともに子株も出します。(下写真)

サンスベリアの地下茎から出た子株

そのため、約20度以上の温暖な時期は土が乾いたタイミングでたっぷりと水やりするのが望ましいです。

土が乾いたタイミングでたっぷりと水をやる

土が乾いたかどうかの確認方法は、

  • 鉢を持ち上げて軽い(普段から水やり後の鉢の重さを把握しておくとよい)
  • 土に指を3cmほど入れて水気を感じない

などがあります。また、いちいち土の乾き具合を調べるのは面倒…という方は、水やりチェッカーを使うのもおすすめです。(下写真)

サスティー  ▲土が乾いたら「白」、土が濡れていたら「青」

土の乾き具合を測定し、最適な水やりのタイミングを色でお知らせしてくれますよ。このようなアイテムを使うことで、管理を楽にするだけでなく、根腐れを防ぐことが出来ます。

20度以上なら肥料を与えるのもよい

また、サンスベリアは肥料も大好き。20度以上の生育期であれば、2週間に1回ほど水で薄めた液体肥料を与えると葉の色つやがよくなります。

おすすめは昔からある定番の液体肥料「ハイポネックス(原液)」でしょう。効果がしっかりと実感できる上、スーパーやホームセンターで簡単に購入できます。

ハイポネックス原液  ▲ホームセンターや園芸店には必ずといっていいほど置いてます

これを約500倍に薄めて、水やりとともに与えるだけ。1リットルのジョウロならキャップ約1/10のハイポネックスを薄めればokです。

水に薄めたハイポネックス

とっても簡単な上、効果が実感しやすいのでぜひ試してみてください。

ただし、肥料を与えるのは気温20度以上の暖かい時期のみ。株が弱っていたり、鉢の中が根でいっぱいになる根詰まりをしていないことが施肥の条件です。

冬場の施肥は逆に根を傷めることもあるため避けましょう。また、肥料と活力剤の違いについてはこちらの記事をご参考にされてくださいね。

※施肥(せひ)・・・肥料を与えること

あわせて読みたい「サンスベリアをまっすぐ伸ばすコツ3つとは?」はこちら

サンスベリアの水やり方法【秋~冬・20度以下】

鉢スタンドに置いたサンスベリア

サンスベリアは20度以下になると徐々に生長が鈍り始め、15度以下になると生長がほぼ止まる休眠期に入ります。

すると、根が水分を吸う力自体が弱まるのです。つまり、不要な水やりは根を腐らせる原因になります。肥料も基本不要です。

あわせて読みたい「サンスベリアの寒さ対策!3つのポイントを抑えて寒さを乗り切ろう」はこちら

土が乾いてさらに3~4日してから土が湿る程度に水やり

15度以下になったらほぼ断水します。水やりは土が完全に乾いて、さらに3~4日してから土の表面が湿る程度でok。

葉にシワがよってからでも構いません。この時期、水のやり忘れよりもやり過ぎに気を付けなくてはなりません。水やりの目安は月に1回~2回程度です。

30度程度の常温の水を用意し、できるだけ暖かい時間帯に与えましょう。受け皿に染み出た水はこまめに捨てます。

水やり後はしっかりと水気を切り、暖かく風通しのよい場所に置いて根腐れを防ぎます。

受け皿に上に敷いたキッチンペーパー  ▲折りたたんだキッチンペーパーの上に鉢を置き、余分な水分を抜いておくのもよい。びちゃびちゃになったら捨てる。

また、窓を閉め切る時期は湿気が一か所に停滞しやすく鉢内の蒸れや冷えを引き起こします。サーキュレーターを活用し、室内の空気を動かすことで、根腐れカビ、病害虫の発生を防ぎます。

あわせて読みたい「サーキュレーターと扇風機の違い【植物に適しているのは?】」はこちら

 

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まとめ

今回は、サンスベリアの水やり方法を時期別でくわしくご紹介しました。

サンスベリアの水やり方法は、暖かい時期と寒い時期で大きく異なります。寒いと言っても私たちが感じる寒さとは違い、サンスベリアの場合は15度以下で真冬のような感覚です。

天気予報をチェックし、最低気温が20度以下になったら徐々に水やりの間隔を空けましょう。さらに最低気温が15度以下になったらほぼ断水。

土がしっかりと乾いてさらに3~4日するまでは水やりを我慢。葉にシワがよっても構いません。

とにかく冬は根腐れさせなこと。春になって気温が上がってくるとぐんぐん生長し始めますよ。

サンスベリアの花  ▲株が充実してくると花を咲かせることも!

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サンスベリアの水やり方法

サンスベリアの水やり方法【20度以上】 土が乾いたタイミングでたっぷりと水やり。2週間に1回、水で薄めたハイポネックスを与えるのもよい。
サンスベリアの水やり方法【20度以下】 土が乾いてさらに3~4日してから常温の水を土が湿る程度に与える。目安は月に1回程度。葉にしわがよってからでもok。ほぼ断水。最低気温が15度を超えない限りは乾かし気味に管理。

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