パキラ 冬の管理方法と注意点【冬に弱る原因3つとは?】

パキラ パキラ
「冬になるといつもパキラが弱ってしまう」

「パキラを冬越しさせる方法は?」

大きく広がる深いグリーンの葉が人気の観葉植物「パキラ」。耐寒性・耐陰性ともに高く、丈夫で育てやすいパキラですが、冬の管理にはちょっとしたコツが必要です。

今回は、パキラの冬の管理方法と注意点をまとめて解説します。

 

 

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パキラが冬場に弱る主な原因3つとは?

まずは、パキラが冬に弱ってしまう主な原因3つからみていきましょう。

 

パキラが冬場に弱る主な原因①「寒さ」

中南米が原産のパキラは耐陰性・耐寒性が高いため観葉植物として人気のグリーンです。しかし、本来のパキラは日当たりがよく暖かい場所を好みます。

そのため、日本の冬はパキラにとって過酷な環境です。最低でも5度以上なければ、パキラは寒さで弱り枯れてしまいます。

本来は暖かい場所が大好きなパキラ

耐寒性があるため「観葉植物」として親しまれているパキラですが、本来は暖かい場所が大好きです。

現地でのパキラは、太陽の光をサンサンと浴びて高さ約10mにもなり、美味しい実をつけるそうですよ。

【 関連topics 】「パキラが枯れる原因とは?【枯らさないためのコツ3つも】」はこちら

 

パキラが冬場に弱る主な原因②「水のやり過ぎ」

パキラの水やり

パキラは水のやり過ぎによる多湿状態が続くと、根っこが腐って枯れる「根腐れ」を引き起こします。

土が乾いていないうちに水を与え続けることで、根っこがうまく呼吸できずに傷んでしまうからです。

特に、冬場の水のやり過ぎは注意!

冬場はパキラの生長が緩慢になっており、水を吸収する力自体が低下しています。そのため、必要以上に水を与えると、吸いきれなかった水が鉢内に長く溜まることに。

その結果、根を腐らせたり根を冷やされたりして、冬にパキラを弱らせる原因となります。特に、パキラは多くの観葉植物の中でもあまり広く根を張りません。水のやりは土がしっかりと乾いてからが基本です。

あわせて読みたい「パキラの葉が落ちるときに必ず確認すべき3つのポイント」はこちら

株に合わない大きすぎる鉢は要注意!

パキラの株に対して大きすぎる鉢に植えている場合、根腐れするリスクが高まります。

その理由は、株に対して鉢が大きすぎると吸いきれずに残った水分が鉢内に長く停滞しやすいからです。吸いきれずに残った水分により高湿状態が続くということですね。

特に、一週間以上、土が湿っている場合は要注意です。根腐れリスクが高まっています。

【 関連topics 】「観葉植物が枯れる主な原因4つ【枯らさないコツ3つも】」はこちら

 

パキラが冬場に弱る主な原因③「病害虫による被害」

冬場は暖房をつけているため窓を閉め切っていることが多いでしょう。そのため、冬場の室内はどうしても風通しが悪くなりがちです。

そのため、「風通しが悪く乾燥する」または、「風通しが悪く湿気がこもる」などの極端な状態に陥りやすいです。

風通しが悪く乾燥する⇒ハダニがつきやすい傾向

・風通しが悪く湿気がこもる⇒コナカイガラムシがつきやすい傾向

パキラにつきやすい害虫は「ハダニ」や「コナカイガラムシ」などです。これらの害虫がパキラにつくと、徐々に株自体を弱らせ最後には枯らされてしまいます。

パキラにつきやすい!ハダニとコナカイガラムシ

・ハダニ…乾燥する時期につきやすい。パキラの葉を吸汁し変色させる。葉の付け根や茎に蜘蛛の巣のようなものが付着していたらハダニの可能性が高い。葉水で防ぐこともできる。

・コナカイガラムシ…白い粉のようなふわふわとした小さな虫。放っておくとどんどん増殖して徐々に株を弱らせる。風通しの悪い湿気の多い環境で繁殖しやすい。

コナカイガラムシ

白い粉に見えるコナカイガラムシですが、よく見るとワラジムシに似た形(楕円状)をしています。少なければブラシやティッシュで取り除けますが、多い場合は駆除スプレーを使用するのが早いです。

 

 

パキラ 冬の管理方法のコツ3つとは?

次に、パキラの冬の管理のコツを3つご紹介します。

 

パキラ 冬の管理のコツ①「適温は20度~25度くらい」

パキラは暖かい場所を好む植物のため、15度以下になると生長が緩慢になります。できるだけ暖かい温度を保つことがパキラを丈夫に育てるコツです。(20度~25度くらいが適温)

とはいえ、冬場は室内であっても20度を下回ることも多いですよね。

その場合は、生長が緩慢になったパキラに合わせてあげます。冬場の寒い時期は、やや乾燥気味に管理することで樹液の濃度が高まり、耐寒性を高められます。

「土が乾いて3~4日してから水やり」。これが冬場のパキラの水やりの基本です。

窓際は朝晩の急激な冷え込みに注意!

パキラ

日当たりのよい窓際にパキラを置くことは良いのですが、注意したいのが朝晩の冷え込みです。想像している以上に朝晩、冷え込むのが窓際。

夜になったらパキラを窓から1mくらい離して寒さを防ぎましょう。

 

パキラ 冬の管理のコツ②「土が乾いてから控え目に水やり」

パキラは根っこが常に湿っていると、根腐れを起こしやすいです。

特に、冬場のパキラは水を吸収するスピードが落ちています。土が乾かないうちに水をやると、根腐れにつながります。

そのため、水を与えるときは、「土が乾いていてるか」をしっかりと確認しましょう。

土の確認方法【目安】

・鉢植えを持ち上げてみて軽い
・鉢底から見える土が乾いている
・指を土に3cm程差し込んでみて湿気を感じない

または、「水やりチェッカー」を利用して管理するという方法もあります。

水やりチェッカーは、水やりのタイミングを色でお知らせしてくれる便利アイテムです。水やりのストレスを減らし、根腐れのリスクを低くしてくれます。


 

 

パキラ 冬の管理のコツ③「葉水(はみず)で害虫予防」

オリヅルランに葉水
霧吹きで水分を吹きかけるのが「葉水(はみず)」

冬場は、「暖房の効いた室内」「窓を閉め切る」などの環境が基本です。そのため、冬の室内はどうしても風通しが悪くなり、葉が乾燥しやすくなります。

また、土が湿ってカビや病害虫の原因になることも。こまめに葉水をすることで、ハダニの予防にもなります。

葉水は葉の表面だけではなく、裏側や茎にも与えましょう。

冬場の風通しの悪さを改善するにはサーキュレーターの活用がおすすめです。

サーキュレーター
停止しがちな室内の空気をかき混ぜ空気の流れを作り出すのがサーキュレーター

【 関連topics 】「サーキュレーターと扇風機の違い【植物に適しているのは?】」はこちら

 

 

まとめ

冬越ししたパキラ
パキラを冬越しさせるためには最低でも10度以上あったほうがよい

今回は、パキラを冬越しさせる方法と冬に弱る主な原因3つをご紹介しました。

本来は暖かい場所を好むパキラ。日本の冬を越すためには、「温度」「水やり」「害虫」に特に気を付けなければならないですね。

コツをつかんで、パキラと寒い冬を乗り越えましょう!

パキラが冬場に弱る主な原因3つ

①寒さ
②水のやり過ぎ
③害虫による被害

パキラ 冬の管理のコツ3つ

①適温は20度~25度くらい
②土が乾いてから控え目に水やり
③葉水(はみず)で害虫予防

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「パキラの植え替え方法【タイミングと植え替え後の管理方法も」はこちら

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パキラ観葉植物
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この記事を書いた人
komame083

農業高校で園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほどの植物を管理。他人は変えられない。しかし、植物は手をかけた分だけ答えてくれると信じている。

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