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パキラの葉の色が悪い原因は?対処法までを徹底解説します

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しおれ気味なパキラの葉 パキラ

「パキラの葉の色がなんとなく悪い…」

「濃いグリーンだったはずのパキラの葉が黄色っぽく変色している…」

すっきりとした見た目と育てやすさが人気の観葉植物・パキラですが、長く育てている方の中には、上記のようなお悩みを抱かれている方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、パキラの色が悪い時の主な原因と対処方法をご紹介します。

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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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パキラの葉の色が悪い原因は?対処法まで徹底解説

挿し木で増やしたパキラ

濃い緑色の張りのある葉が印象的なパキラ。そんなパキラの葉の色が悪いときに考えられる原因と対処法をみていきましょう。

パキラの葉の色が悪い時の原因①葉焼け

パキラの葉が「色抜け」「緑色が薄くなる」「茶色く焼け焦げたようになっている」という場合、葉焼けを起こしていると考えられます。

葉焼けにより色抜けしたパキラの葉

耐陰性があり室内でも育てられるパキラではありますが、本来は日光が大好きな植物です。

しかし、直射日光によって葉が部分的に傷み、葉焼けを起こしてしまうこともあります。

また、ずっと室内に置いていたパキラをいきなり日当たりの良すぎる場所に移動した場合も順応しきれずに葉焼けしてしまうことも。

葉焼けした部分は元に戻せません。また、葉焼けした箇所は光合成がおこなえなくなります。

そのため、葉焼けした面積が増えると株自体を弱らせ枯らす原因にもなりえます。

パキラが葉焼けした時の対処法

  • 遮光ネットを利用するか、レースカーテン越しの光が当たる場所へ移動し様子をみる
  • 鉢を移動する場合は数日かけながら少しずつ日光に慣らすことで葉焼けを防ぐ
  • 真夏(約30度以上)は葉焼けリスクが高いため、半日陰やレースカーテン越しの光が当たる場所へ移動しておく

あわせて読みたい「パキラの葉が色抜けしている…原因は?対処法も」はこちら

パキラの葉の色が悪い時の原因②寒さ

しおれたパキラの葉

パキラは暑さに強い反面、寒さには弱い植物です。元々は中南米が原産のパキラは暖かく日当たりの良い場所を好みます。

パキラが耐えられる寒さは5度程度までですが、美しい葉を保つためには最低でも10~15度は必要でしょう。

また、寒さが深まる秋から冬はパキラの生長も緩慢になります。そのため、根が水分を吸う速度もどんどん遅くなっていきます。

この状態で暖かい時期と同じように水やりしていると、根が呼吸できずに傷んで腐る「根腐れ」を起こしやすいです。

冬場の水やりは土が乾いてからさらに3~4日ほどしてから与えます。

下写真はカポックという植物です。葉の一部が黄色っぽく変色していますね。

葉が変色したカポック

パキラの場合も寒さに当たると、葉の一部が黄色っぽく変色したり、葉の色つやが悪くなったりすることがあります。

パキラが寒さで色が悪い時の対処法

  • 最低でも10度~15度程度は保つ
  • 窓際に置いている場合は夜になったら1~2mほど離して寒さ対策する
  • 水やりは控え目にして耐寒性を高める。冬は土が乾いて3~4日してから水やり。
  • 水やりは日中の暖かい時間帯におこない、しっかりと水を切っておく。

あわせて読みたい「パキラ 冬の管理方法と注意点【冬に弱る原因3つとは?】」はこちら

パキラの葉の色が悪い時の原因③根腐れ

パキラは海外から輸入した幹を日本で土に差し発根させたものも多く出回っています。

そのため、株の大きさの割にはあまり根が張っていないということも少なくありません。

パキラの水やり

つまり、必要以上の水やりは根腐れを招く原因に発展しやすいです。

土が乾ききらないうちに水やりしている場合はすぐにやめ、土が乾いてからたっぷりと与えるようにします。

根腐れを起こしてからでは復活は難しいです。葉の色が悪く土が湿っている場合、しばらく水やりは控えて風通しのよい場所に置いて様子をみましょう。

水やりのタイミングを教えてくれる便利アイテムを活用してみる

「水やりのタイミングが分からない」「できるだけ枯らしたくない」

このような場合に重宝するのが水やりチェッカーです。土に差しておくだけで最適な水やりのタイミングを色でお知らせしてくれます。

サスティー

パキラの場合は、チェッカーが「白」になったら鉢底から水が流れ出てくるくらいたっぷりと与えましょう。

ただし、生長が緩慢になる冬場はチェッカーが「白」になってさらに3~4日ほどしてから水を与えます。

パキラの葉の色が悪い時の原因④病害虫

パキラの葉の色が悪い場合、葉の裏や付け根、茎などに小さな虫が付いていないか確認してみましょう。

パキラにつきやすい害虫にはハダニやカイガラムシがあります。下写真はアイビーという観葉植物についたカイガラムシです。

カイガラムシのついたアイビー

一見、白い綿のように見えますが、これは「コナカイガラムシ」という害虫です。そのままにしておくと吸汁によって植物をどんどん弱らせます。

また、パキラがベタベタとしているという場合、こちらもカイガラムシが付いていることが多いです。

下写真は葉に付いた汚れのように見えますね。実はこれらもカイガラムシです。

カイガラムシのついた葉

カイガラムシは樹液を吸って糖分の含んだ排泄物を出すため、ベタベタと葉を汚します。

また、パキラの葉の付け根に蜘蛛の巣のようなものが付着している場合、ハダニが潜んでいる可能性があります。

ハダニも吸汁によって植物を弱らせる害虫です。見つけたら早目に取り除きましょう。

パキラに害虫が付いている時の対処法

  • すぐに取り除くことで被害を最小限に抑えられる
  • たくさんついていて取り切れない場合は殺虫剤の使用も検討する

あわせて読みたい「パキラの元気がない…症状別の原因と対処法とは?」はこちら

 

 

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まとめ

素焼き鉢に植え付けたパキラ

今回は、パキラの葉の色が悪い時に考えられる主な原因と対処法をくわしくご紹介しました。

パキラの葉の色が悪い場合、まずは葉の裏や付け根に害虫がついていないかくまなく点検しましょう。

その後、寒さに当たっていなかったか確認し、暖かい時期であれば直射日光や西日に当たっていなかったかを確認します。

パキラ

できるだけ風通しのよい場所に置いて水やりは土が乾いてから。特に根腐れをおこしやすいのが秋から冬にかけての気温が下がる時期です。

徐々に水やりの間隔を空けて冬越しに備えます。すでに株元がぐらつき幹がぶよぶよの場合、残念ながらすでに根腐れを起こしていると考えられます。

その場合はまだ硬い茎をカットし挿し木で育て直すということもできます。諦めずに不調の原因を探り、最適な対処方法を見つけてみてくださいね。

パキラの葉の色が悪い時の主な原因と対処法

  • 葉焼け…被害を最小限に抑えるためにも遮光ネットを利用するか場所を移動する
  • 寒さ…最低でも10度~15度程度は保つ
  • 根腐れ…水やりは土が乾いてからたっぷりとが基本(冬場は土が乾いて3,4日してから)
  • 害虫…ハダニやカイガラムシがつくことがある。見つけたらすぐに取り除く。

※根詰まりによって葉の色が悪くなることもある。2~3年以上植え替えていないという場合、土が古くなって養分が不足している可能性も。

植え替えは根詰まりを解消するだけでなく、土を新しいものに更新する意味でも2~3年に1回はおこなうのが望ましい。

あわせて読みたい「パキラの植え替え方法【タイミングと植え替え後の管理】」はこちら

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この記事を書いた人

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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