カラテアの葉が茶色になるのはなぜ?湿度50%以下は乾燥に注意!

部分的に茶色く枯れたカラテアの葉 観葉植物

葉の美しさがたまらないインテリアグリーンといえばカラテア。園芸店やホームセンターなどで一目ぼれし、衝動買いしてしまったという方も多いのではないでしょうか?

そんなカラテアは熱帯アメリカが原産の植物で、暖かく湿った風通しのよい場所を好みます。

カラテアの葉が茶色く変色する場合、やはり、温度と湿度を再確認する必要があるのです。くわしくみていきましょう!

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カラテアの葉が茶色になるのはなぜ?湿度50%以下は乾燥に注意!

まずはじめに、カラテアは耐陰性があるため室内でも育てられる「観葉植物」として人気がありますね。

しかし本来は、暖かく湿った風通しのよい場所が大好きなのです。

葉先が茶色く枯れるなら根詰まりからチェック!

ベランダに置いたカラテア

カラテアの葉が茶色くなる場合で、枯れ込んでいる部分が葉先の場合、鉢の中が根でいっぱいになる「根詰まり」を起こしている可能性があります。

まずは鉢底を覗いて見ましょう。鉢穴から根がはみ出いるなら根詰まりのサインです。

根詰まり

鉢底から根が出ていなくても一旦、鉢から株を取り出して根詰まりチェックした方がよい場合も

「購入してから一度も植え替えていない」「2年以上植え替えていない」「水やり後、水分が土に浸透するまでに時間がかかるようになった」

などという場合も、鉢の中が根でいっぱいになっている恐れがあります。鉢から株を取り出す際に、「なかなか抜けない…」という場合、根詰まりを起こしていることがほとんどです。

根詰まりを放置していると、鉢の中の水はけが悪くなることで、根がスムーズに水分や養分を吸収できなくなります。

ただし、カラテアは寒さが超苦手。植え替えるのは春から秋の暖かい時期に済ませましょう。目安は20度以上です。

カラテアは湿度が足りないと葉が傷みやすい

カラテアの好む湿度は70%以上です。

ただ、これだけの高湿状態を一般家庭内で実現するのはほぼ無理でしょう。何より、湿度が70%もあっては人にとって不快な環境となってしまいます。

まずは温・湿度計を置いてときどきチェックする習慣をつけます。デジタルのものだとひと目で確認できますよ。

温度計

湿度
人が快適と感じる目安 40%~60%
カラテアが好む目安 70%~

湿度50%以下なら要注意、葉水の習慣を付けよう!

特に空気が乾燥しがちなのが、秋から冬にかけて。室内の湿度が50%を切ることも増えるでしょう。

空気が乾燥し続けると葉が茶色く傷みやすくなります。

そんなときに必要となるのが葉水(はみず)です。葉水は霧吹きで水を吹きかけるお手入れですね。

葉水

暖かい時間帯に葉の表、裏とまんべんなく水分を吹きかけます。おすすめは真上からではなく、株の低い位置から見上げるようにして葉水する方法です。

このように葉水することで、葉の裏面も保湿できることはもちろん、害虫の早期発見にもつながりますよ。

また、室内で管理しているとどうしても葉の表面にほこりが蓄積します。光合成する上で、これらの埃はシェードとなってしまうのです。

葉水でホコリも洗い流してやると喜びます。ただ、床が水でびちゃびちゃになってしまうので、葉水の際は鉢を洗面台やバスルームへ移動させるのがおすすめです。

アルテシマに葉水中▲できるだけ原産地である熱帯雨林に近い環境を用意してやるのが◎

あわせて読みたい「カラテアの葉が丸まる原因は?湿度を好むカラテアは乾燥に注意」はこちら

カラテアは寒さに超弱い!寒さに当たると葉が茶色く傷みやすい

カラテアは観葉植物の中でも特に寒さに弱い植物です。耐えられるのは12度といわれますが、それは枯れないための最低温度といえます。

カラテアの魅力と言えば何といっても美しい葉ですね。この美しい葉をキープするためには最低でも15度は確保しておくべきでしょう。

できれば最低でも15度は確保するのが理想的(生育適温は20度以上)

葉の模様がエキゾチックでおしゃれなカラテア

室内であれば15度以下になることは少ないでしょう。しかし、暖房を消した後の室内はどうでしょうか?

暖房を消した後の朝晩の室内は想像以上に冷え込みます。特に、冷え込みが顕著となるのが窓際です。

夜になったら窓から離し、できるだけお部屋の中心近くへ移動しておきましょう。これだけでも寒さ対策として効果的です。

朝になって気温が上がってきたら、また元の明るい場所へ戻します。

あわせて読みたい「カラテアを冬越しさせる!冬の育て方のポイント3つ」はこちら

直射日光は葉焼けを起こすため避ける

また、カラテアは強光よりも半日陰を好みます。直射日光だと強すぎて葉を丸めたり、焼け焦げて茶色く変色したりします。いわゆる「葉焼け」です。

葉焼けを起こしたシンゴニウム

屋外なら日陰~半日陰、室内なら南向き窓際

葉焼けを防ぐためには屋外の直射日光は避けます。室内の場合、日光は窓を通すことで30%ほど遮光されるといわれます。

ただし、夏場の西日で葉の色が茶色くなる場合はレースカーテンで調節してください。

あわせて読みたい「カラテアが難しいといわれる3つの理由とは?」はこちら

すでに茶色くなった葉は元に戻せない

残念ながら、すでに茶色く枯れたカラテアの葉を元通りにすることはできません

環境を整えた上で、また新しい葉が展開するのを待ちましょう。

暖かく湿った「風通しのよい場所」を好むのがカラテア

カラテアが好むのは暖かく湿った風通しのよい場所です。

たとえば水やり。いくら湿った環境を好むとはいえ、土が湿り続けていると根腐れを起こしてしまいます。

水やりは土の表面が乾いたタイミングでたっぷりと、メリハリをつけておこなうのがポイントです。

15度以下になったら土の表面が乾いてさらに3~4日は待ちましょう。その後、常温の水を土全体が湿る程度に与えます。

室内管理の場合、窓を閉め切る時期は基本、サーキュレーターをまわしっぱなしにするのがおすすめ。空気の流れを作ることで、根腐れやカビ、病害虫を予防します。

なぜなら、これらのトラブルが起きやすいのが「暖かく・乾燥した・風通しの悪い」場所なのです。

観葉植物と並べて置いたサーキュレーター

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まとめ

縞模様がおしゃれなカラテアの葉

今回は、カラテアの葉が茶色くなる主な原因と対処法をご紹介しました。

カラテアは乾燥で葉が傷みやすいです。一年を通して葉水で潤してやりましょう。特に秋から冬は空気の乾燥に要注意。

寒く乾燥した風通しの悪い場所は、人にとっても不快な環境です。まずは温度計を見る習慣をつけましょう。

温度計は、できればカラテアの近くに置くのがよいですが、習慣化するまでは自分からよく見える位置に置いておくのがおすすめですよ。

あわせて読みたい「カラテアが枯れる原因は?寒さと乾燥が超苦手な美形植物!」はこちら

カラテアの葉が茶色くなる主な原因

  • 葉先が茶色く枯れる場合は根詰まりの可能性
  • 寒さに当たっている可能性
  • 湿度が足りず、葉が傷んでいる可能性

※特に、葉が大きく柔らかなオルビフォリアは葉が傷みやすい傾向あり(下写真)

買ってきて一週間経過したカラテア▲カラテア・オルビフォリア

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この記事を書いた人
komame083

農業高校で園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほどの植物を管理。他人は変えられない。しかし、植物は手をかけた分だけ答えてくれると信じている。

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