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フィロデンドロンをハイドロカルチャーで育てる方法

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ハイドロカルチャーのフィロデンドロン ハイドロカルチャー

ツヤのある葉が美しく、豊富な品種が人気の「フィロデンドロン」。耐陰性があるため観葉植物として人気のフィロデンドロンは室内での管理に適している植物です。

そこで今回は、フィロデンドロンをハイドロカルチャーで育てる方法をご紹介します。

 ハイドロカルチャーって何?

ハイドロ(=水)カルチャー(=栽培)は水耕栽培のひとつで、土を使用しない代わりに人工的に作った石を使用して植物を育てる方法です。

粘土を高温で焼き上げ発砲させたのがハイドロカルチャーで使われる用土になります。厳密には土ではなく石です。

よく見るとこの石には細かな気泡が存在し、そこに水分や空気をため込んで植物の生育を助けます。

 

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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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フィロデンドロンをハイドロカルチャーで育ててみよう!

ハイドロカルチャーに植えたフィロデンドロン

それでは、フィロデンドロンをハイドロカルチャーで育てる方法をくわしくみていきましょう。

 用意するもの

・フィロデンドロン(小さめの株がおすすめ)

・ハイドロカルチャー用の人工土(ハイドロボールやハイドロコーン)

・透明の容器、空き瓶など

・根腐れ防止剤(あれば)

・ピンセットがあると作業しやすい

 

フィロデンドロンをハイドロカルチャーで育てる手順①植え替え適期は5月~9月頃

フィロデンドロンをハイドロカルチャーに切り替える場合、生長期である春から秋の暖かい時期におこないます。

冬場は株が植え替えのストレスで弱る可能性が高いため避けましょう。最高気温が15度以上の時期が失敗しにくいです。

鉢植えのフィロデンドロン

 

フィロデンドロンをハイドロカルチャーで育てる手順②ハイドロボールを水洗いする

ハイドロコーン(小粒)

まずは、用意したハイドロボールを軽く水洗いして汚れや粉塵をとりましょう。袋詰めにされたあとのハイドロコーンは、搬入されるまでの間に摩擦によって茶色い粉が発生しています。

そのまま使うと容器の中が茶色く濁ってしまうため、より清潔に管理するためにも、ハイドロボールは使用前に水洗いするのがよいでしょう。

 ハイドロボールの選び方【目安】

100円ショップやホームセンターで手軽に購入できるハイドロカルチャー専用用土。
「ハイドロボール」や「ハイドロコーン」などと記載されていますが、その植物に合った大きさの粒を選んであげるのがおすすめですよ。

・根が細い植物⇒小粒

・迷ったら⇒中粒

・根が太い植物⇒大粒

100円ショップで販売されているハイドロボールの場合、ばらばらのサイズの粒が一袋に寄り集まっている場合が多いです。

そのような場合は、大粒を底の方に敷き上に向かって粒の小さいものを使うと植物が安定しやすいですよ。

 

フィロデンドロンをハイドロカルチャーで育てる手順③水でやさしく土を落とす

鉢の側面をこぶしでトントンと叩き、振動で株を取り出します。根と土の塊が「根鉢(ねばち)」です。

使わない箸や細い棒を使い、根鉢を軽くつついて古い土をとります。

細かい土は容器に水を張り、そこに根を入れてやさしくゆすぐようにして土を洗い落とします。

 

フィロデンドロンをハイドロカルチャーで育てる手順④高さを調整しつつ植え替え

いよいよハイドロカルチャーに植え替えていきましょう。

まず、容器の底に根腐れ防止剤を入れます。その後、水洗いしてハイドロボールを容器の5/1程度入れて高さを調整します。

ハイドロカルチャーに植え替え中

ピンセットがあると作業しやすいですよ。

ハイドロカルチャーに植え替え中

できるだけ隙間が出ないように、棒やピンセットで突つきながら作業をします。

 

フィロデンドロンをハイドロカルチャーで育てる手順⑤水を容器の1/5~1/4程度入れる

最後に水やりです。容器の1/5~1/4程度の水を足します。

ハイドロカルチャー
 ハイドロカルチャーの水やり方法

・水位が底をついて2~3日したら、容器の1/5程度の水を足す

あわせて読みたい「ハイドロカルチャーの植物が枯れる原因は?育て方のコツ3つ」はこちら

 

フィロデンドロンをハイドロカルチャーで育てる手順⑥半日陰で管理

ハイドロカルチャーに植え付けたフィロデンドロンは、直射日光を避けた半日陰に置いて管理します。葉の乾燥を防ぐためにも、気づいたときに葉水してあげるのもフィロデンドロンに適したお手入れ方法です。

葉水
霧吹きで水をふきかける「葉水」は害虫予防にも効果的

 

 

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フィロデンドロンをハイドロカルチャーで育てるメリット、デメリットは?

フィロデンドロンをハイドロカルチャーで育てるメリットとデメリットを見ていきましょう。

半日陰に置いたフィロデンドロン
室内で清潔に管理できるのがハイドロカルチャーの魅力!

フィロデンドロンをハイドロカルチャーで育てるメリット

  • 土を使わないので虫が湧きにくい
  • 室内でも清潔に育てられる
  • 見た目がおしゃれでインテイリアによく馴染む
  • 水やりの管理が楽(透明容器なので水の減りが一目瞭然である)

フィロデンドロンをハイドロカルチャーで育てるデメリット

  • 水耕栽培のため、土に比べるとどうしても生長が遅い
  • 大きく、丈夫に育てるなら土の方が適している
  • 水をやりすぎると根腐れしやすい
  • 半年に1回程、ハイドロボールを洗浄して清潔を保つ必要がある

あわせて読みたい「フィロデンドロン 冬の育て方のポイント3つを解説します!」はこちら

 

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まとめ

ハイドロカルチャー

今回は、フィロデンドロンをハイドロカルチャーで育てる方法をご紹介しました。

フィロデンドロンは生長があまり早くなく、直射日光よりも半日陰を好むため、室内で育てるのには向いている植物といえます。

ハイドロカルチャーにしたフィロデンドロンなら、清潔な上見た目も綺麗。ついついずっと眺めていたくなる可愛さです。

今回の記事をご参考に、ぜひ、フィロデンドロンをハイドロカルチャーで育ててみてはいかがでしょうか。

あわせて読みたい「ダイソーのフィロデンドロンを大きく育てる【経過記録】」はこちら

 フィロデンドロンをハイドロカルチャーで育てる方法【手順】

1.適期は5月~9月頃までの暖かい時期

2.ハイドロボールを水洗いする

3.根に付いた土をやさしく落とす

4.高さを調整しつつ植え替え(あれば、根腐れ防止剤を容器の底に敷いておく)

5.水を入れる(容器の1/5程度)

6.風通しのよい半日陰に置いて楽しむ(直射日光や西日は×)

※肥料は水耕栽培専用の液体肥料を使用します。冬は生長が鈍るので肥料は基本不要です。

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この記事を書いた人

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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