※この記事では口内の写真が出ます。苦手な方はご注意ください。
こんにちは。アラフォーで部分矯正に挑戦中のkomame083です。私は上顎の前歯だけを部分的に矯正してます。いわゆる「部分矯正」ですね。

「矯正って高くてなかなか手が出ない。気になる前歯だけ部分的に矯正できるって本当?」最近、よく耳にするようになった前歯だけのプチ矯正。
でも、実際どうなの? 痛みや経過は? 費用は全額矯正よりも本当に安く済む? そもそも本当に前歯だけの矯正治療って可能なの?
今回の部分矯正ブログでは、私自身の矯正体験を織り交ぜ、「部分矯正やってみた!前歯だけの歯列矯正」についてご紹介します。
前歯だけの部分的な矯正は可能なのか?
まずは結論。
「可能だが骨格や歯列などの状態によっては出来ない場合もある」ということです。
前歯だけの矯正治療を迷われている方は、そもそも「部分矯正ができるかできないか」を歯科医院で診てもらう必要がありますね。
前歯だけ矯正するメリット
・見えるところだけを綺麗にできる
・全顎矯正に比べて矯正にかかる費用を抑えられる
・矯正にかかる期間が短くて済む場合が多い(早くて半年程度)
・全額矯正よりも痛みが少ない
・抜歯しなくて済むことが多い
前歯だけ矯正するデメリット
・仕上がりは全顎矯正に比べると劣ることが多い
・奥歯の噛み合わせの矯正は困難
・前歯のみのプチ矯正ができないケースもある(骨格・噛み合わせ・歯列の状態などの理由)
・スライスした歯がごく稀にしみることがある
部分矯正やってみた!前歯だけ矯正の経過や痛みは?【私の場合】
「そうなんだ!じゃあ、前歯だけ矯正してみようかな。」
でも待て。本当に前歯だけで結果がでるのか?
全額矯正よりも費用が抑えられるとはいえ、安くて30万前後。
決してポンと出せる金額じゃないぞ。
そのような方へ、以下では、私の実体験をもとにした「前歯矯正の経過と痛みなど」について綴ります。
前歯だけ部分矯正やってみた!【ビフォーアフター公開】
まずは、筆者の部分矯正した歯並びから公開します。
ブラケット装着からブラケットオフまでの期間は、約7か月でした!(下写真)

7か月弱でここまで歯並びが改善しました(#^.^#)
ここまでの経過を一部、ご紹介します。↓↓
前歯だけ矯正の1ヵ月目!
次に、筆者の矯正経過を実際の写真とともに掲載します。

私の場合、前歯にメタルブラケットというワイヤー装置をつけてます。表面矯正です。
1ヵ月じゃ変化ないと思っていましたが、前歯ガタガタがかなり改善されました!
自分的にはかなりの変化です先生は私の場合、半年もあればかなり歯列が整うと言ってました。
半信半疑でしたが、たった1ヵ月で予想以上に変化を実感しました。
あわせて読みたい「八重歯の部分矯正ブログ【ビフォーアフター経過】」はこちら
前歯だけ矯正の4ヵ月目!
さらに矯正スタートから4か月経った様子です。

たった数か月でこれだけ歯並びが改善されました。
前歯だけの矯正でも、印象はかなり変わりますね。
前歯だけ矯正の「痛み」
歯列矯正をする上で費用・結果の次に気になるのが「治療にともなう痛み」ではないでしょうか?
私の場合、1週間弱疼くような痛みが続きました。
でも、その後は痛みもフェードアウトし口内の違和感にも慣れていきました。
あくまで私の場合ですが、矯正装置を装着した当日は締め付けと金属の違和感のみで、普通に食事できてました。(堅いおせんべいとかは無理ですが)
翌日から疼くような鈍痛が1週間程続きました
「キーーーッ!!これもう外しちまいたい!!!」
なけなしのお金をはたいてやっと始められた歯列矯正。
だったのにも関わらず、こうなりました。汗
痛みのピークが過ぎればほぼ普段通り過ごせる
このピークを過ぎれば、口内に装置が存在することにも慣れてきてある程度は普段通り食事もできましたよ。
痛みのピーク時は痛み止めを飲んでましたが、イマイチ効いてるか私は分かりませんでした。
その理由は、元々が「激痛」というのではなく「鈍痛(ジンジンと疼く感じ)」であったから。
歩いてると振動が歯に伝わって、「あーもう無理!」ってなってました。
前歯だけでも装置は目立つ?
これは、矯正装置によります。
昔からある銀色のメタルブラケットは正直、目立ちます。
でも、樹脂製やセラミック製の審美ブラケットなら白いのでほとんど目立ちません。
しかし、追加で費用がかかります。(私の歯科医院ではプラス約6万円でした)
現在は新型コロナでマスクをすることが殆どですよね。
なので、銀色のメタルブラケットでもマスクしちゃえば分かりません。
あわせてよみたい「メタルブラケットはかわいい♡【前歯矯正】」はこちら
また、費用が上がりますが裏側に矯正装置を付ける方法も。
さらに、「とにかく矯正しているのを可能な限り知られたくない!」って方は、マウスピース矯正も流行っています。
部分矯正やってみた!私が前歯だけ矯正している理由
とにかく費用を抑えてガタガタを治したかった
私は大人(30代後半)になってから初めて歯の矯正を始めました。
それは、若い頃に比べて歯列がガタガタになってきたと感じていたから。
それもそのはず。
歯列は年とともに良くも悪くも変わっていくものなんです。
さらに、20代前半に生えてきた横向きの親知らず。
「親知らずなんて見えないし、虫歯にならないように気をつけていればいいや。」と思ってました。
でも、この親知らずが奥から元々ある歯に圧をかけてしまうということ。
それもまた、大人になってから歯列が乱れる原因になりうるそうです。
診察の結果、八重歯というより出っ歯と判明
私は40歳近くなるまで「自分は八重歯だ」と思って生きてきました。
でも、ちょっと違いました。
下の写真は下から見た上の前歯の様子です。
↓↓↓(かなりの口内写真でます。ご注意。)

先生いわく、前歯がねじれて出っ歯ぎみになっているとのこと。
私は驚きました。
「私、八重歯じゃなくて出っ歯だったんだ…」
さらに先生は、「この前歯の出っ歯感が矯正されれば今より口が開閉じやすくなるよ」とも言ってました。
「私、今まで口が開閉しにくかったのか…」
思い込みって怖いですね(笑)。
歯列でお悩みの方は、矯正をしてもしなくても一度、相談に行かれることをおすすめします。
さいごに
「矯正やって本当に良かった!前より笑顔でいることが増えたし、大きな口で笑えることが嬉しい。親に感謝!」
私はそんな話を聞くたびに、
「そりゃあ、歯並びよくなったら大きな口あけても恥ずかしくないんだろうな。むしろ見てって感じだよね。」
と、思っていました。
でも、自分が実際に歯科矯正をしてみて分かったことがあります。
歯並びよくなると、人に見て欲しくて笑顔が増えるんじゃない
歯並びが改善されることで「笑いやすくなる」。
つまり、先生が言っていた通り、前歯の矯正によって歯が本来の位置におさまると、口の開閉がスムーズになるということです。
今まで気づかなかったのですが、私、笑いにくかったんですよね。
それが、「歯並びが良くないからあんまり大きな口開けて笑いたくないな。」という気持ちでかき消され、自分が「口が開閉しにくい」ということに、まったく気づいていなかったんです。
歯列矯正をずっとしたかったけど、費用や見た目の不安があって今まで踏み込めなかった
私はパートでコツコツと貯めたお金をなんとかかき集め、前歯だけ矯正してます。
少しでも費用を抑えるため、ねじれた出っ歯気味の前歯だけを部分的に。
私のこのブログが、歯並びで悩んでいる30代以降の方の参考になれば幸いです。
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